今や各家庭に1台はパソコンが備わっている時代となりました。パソコンがあるということは必然的に、インターネット回線網も敷設されているといえます。2020年は特にインターネットが重宝する時代であり、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するためにオンラインによる学校教育・医療機関の遠隔診療や商談などが活発になったほどです。これらインターネットサービスを利用するには、必ずlanケーブルを用いてモデムと各情報端末を接続しなくてはいけません。

lanケーブルは世界共通規格で、どの国の製品であっても使用できます。1996年にオーストラリアの企業が開発してから今日まで用いられており、ブロードバンド網の代名詞ともいえます。規格そのものは同じであっても製品は改良をなされており、現在主流の光通信回線向けのlanケーブルも登場しました。光通信回線は500MHz以上の周波数帯域で、この周波数だと電子レンジやオーブントースター・テレビの200MHzの電磁波の影響を強く受ける特徴があります。

500MHz以上の通信回線に特化したlanケーブルには、外膜部分を銅製のネットで覆われてるものが販売されており電磁波の影響を限りなくゼロにされている製品があります。銅は電磁波を反射することができ、さらに網状に備えられていることから断線予防にもなる優れものです。1mあたり約1、500円前後で購入できるので、比較的手に入れやすいでしょう。