数多くの家電を設置していると、その数だけ電源コードが増えてしまって困ると考える方は多いことでしょう。幼いお子さんや高齢者がいるご家庭だと、床に散乱したコードで足を引っ掛ける恐れもあります。綺麗に室内を片付けるには、配線ダクトという設備を導入するのが望ましく、昨今では一般家庭でも広く普及をしてきました。以前は配線ダクトは学校や企業にしかなく、床や壁の内部に備えるのが基本でした。

しかし、家庭だと家電の場所を移動させるのが一般的なので、壁や床の表面に取り付ける配線ダクトが主流です。調理器具専用の商品もホームセンターやネット通販サイトでは販売されており、これを活用することでキッチン周りをスッキリとさせることもできます。調理器具の場合、高熱を帯びることになるので通常のダクトでは都合が悪いものです。調理器具に最適な配線ダクトは「ULタイプ」と呼ばれており、合成樹脂で作られています。

このダクトを導入することで得られるメリットは、高温となっても溶けることを避けられるので、5本程度の電源ケーブルを一まとめにすることが可能です。キッチン周りは油を使用したりするので、耐熱性に長けている配線ダクトは大変重宝することでしょう。この製品は1m単位で販売されているので、導入する前は必ず採寸をしてから必要なサイズで購入すると良いです。また、カットをして一部分だけを固定することもできるので、使用する範囲も自在に選べます。