配線ダクトには自動で消火する機能が備わっていることは欠かせません。なぜなら電流が流れているコードを複数まとめて、ダクトの中に通すからです。一本ごとの電流はわずかでも、ちょっとしたトラブルが原因で火災へと発展します。火は瞬く間に広がりますから、人への被害にも繋がりかねません。
自動消火できる機能がある配線ダクトは、万が一発火しても自動的に消えます。火が燃え広がることはありません。これにより建物や命の安全を守ることが可能です。逆に消火する機能がない配線ダクトを使うことは非常に危険です。
特に会社や店内で使用する配線の量はかなり多くなっています。それだけ発火する可能性も高いですから、万全の対策は欠かすことができません。安全には細心の注意が必要です。目先の利益や経費削減のために、人命を危険にさらすことをするのは危険だからです。
少し前にスーパーマーケットで大規模な火災が発生しました。原因は不明ですが、多くの負傷者がでました。定期的に安全点検を怠っていたのかもしれません。あるいは、安全警報装置が故障していたことも考えられます。
多くの人が閉じ込められて恐怖の体験となりました。消火する働きがそなわっている配線ダクトを使用するなら、少なくとも配線による火災は予防できます。命はなによりも大切ですから、手抜きすることはできません。予想外の出来事を想像するのは難しいことです。
ましてそれが、事故や事件となると考えたくもないでしょう。